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 あっちを育ててこっちも育てて。

 自分でいうのも難なのだけどずいぶんとまあ回り道してきた感じはある。

 それでもデイリーなり演習なり。出撃を繰り返していれくうち、経験値というのは自ずと貯まってくるもので。

 遂には99レベルも目の前。レベルキャップ目前といった艦も増えてきている。

 1度99レベルになってしまうと“レベルキャップ”の文字が示す通りに得られる経験値は無かった事になっていくのだが、この頭打ちの処置法としてケッコンカッコカリというものがある。

ケッコンカッコカリってなんぞや?

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 まあ今更なんだろうが中身をおさらいすると、艦娘との“強い絆を結ぶ”ことにより
  • 99⇒150レベルまでの経験値テーブルが解放、
  • 更に耐久値(HP)と運が少しアップし、
  • 補給時の燃料、弾薬消費が15%カットされる上、
  • 母港画面でつつくと「特別なカッコカリセリフ」を聞くことも出来る。(一部未実装)
 基礎ステータスのアップもそうだし、単純にレベルが増すので回避や命中、索敵力などのLvUPボーナスも更にアップ。オマケで資材も小食になったりと。

 大好きなあの艦娘に様々な特恵を与えられるように。
 「ケッコン」とご大層な名前をしょっているとはいえ、平たい話は「レベルキャップ解放にオマケが付いてくる」といった感じのシステムになっている。

 まあ、入渠周りで修復費用や時間も増えてしまうといったデメリットもなくはないのだが...。

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 ここで注目しておいて欲しいのが攻撃、防御力アップといった「単純に強くなるようなステータスアップには繋がらない」という点だ。

 特典はあくまで「そんな気がする」、言われてみれば「ああ、そうかも」といった当たり障りのない効果なので、どこか補助的な数字というか、
 「カッコカリすれば海域攻略が少し楽になる(かも)」なる言説があるとすれば(かも)まで含んでカッコカリとでもいった所なのかもしれない。ケッコンカッコカモではない。


 例えばイベントなんかの難しい海域に挑むとすると、ケッコン艦が居ても受けられる恩恵はそう大きなものはないハズだ。
 厄介な敵戦艦から潰してくれたりもしないし、カッコカリ済みでも大破する時はキッチリ大破する。もちろんそのまま進軍すれば...だし。ましてやゲージ破壊が簡単になる訳でもない。

 結局の所、海域難易度には大して影響がない感じで纏まっている。
 なので そうだな...突破率1%が1.25%になることはあっても2%までは程遠い。差が出るとすればそんな程度の違いなんじゃないだろうか。
 詰まるところはケッコンカッコカリというのは割りと本気で好み方面の話題になってくると言ってもいいのかもしれない。

 やりたいならやればいいし、やらなくても別に...「あの艦娘しか見えていない」とか、それこそ「課金はちょっと...」と思うのならガン無視しても無問題。

 少なくとも「カッコカリしないとクリアは無理」なんて海域は未だない訳だし、今後で”それ前提”になっていくとも考えにくい。演習画面でズラッと並んだ光輪を見せられていると忘れそうにもなるが、あくまで「選択肢の1つ」にすぎないのである。


 それを見越した上でこのシステムをどのように扱うのか、どう采配を下すのか。それこそ提督の裁量1つ、腕の見せ所なのかもしれない。少なくとも私はそんなフィーリングでいる。

 具体的には良く知らない。

書類一式&指輪セット(課金アイテム)をどうしよう。

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 閑話休題。
 とりあえずまあ、晴れて私もケッコンカッコカリerとなれた訳なのだけど...ここに着くと嫌でも考え始めるのが「2つ目以降の指輪をどうする」のか。

 俗に言う「ジュウコン」するかしないのか。これである。

 上でも言っている様に「課金しなきゃダメ」といったシステムでもないはずなのでスルーする事は簡単で、その代わり「経験値がポイされる」。それだけの話っぽい。


 ...それだけっぽいのだが、果たしてその知識だけで「カッコカリは必要ない」とか頭ごなしにしてもいいものなのだろうか。それは早計というものなんじゃないだろうか。そう、思う所も少しある。

 なぜなら気に入った艦娘を育てて進めるゲーム、艦これにおいて「経験値が入らなくなる」というのは案外致命的なんじゃないか。そうは思わないだろうか?

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 まずジュウコン云々言っているのなら99レベル艦が複数隻はいる訳で、当然その艦娘も計1,000,000ポイント(Lv1~99まで)のEXPを持っているはずだ。

 そのEXPを稼ぐにはどのくらいの時間が掛かるかというと...。
 ものすごく時間が掛かるというのは最早言う間でもない、寝ずにやっても日単位は固いんじゃないか?

 高速レベリングで有名な5-4-1、旗艦、MVP、S勝利。
 ここまで経験値を盛っても最短で約662戦が必要になるのだけれど、1周を4分としても2648分。もちろんA勝利が混ざる事だってある。下手すれば「もっと」時間が必要になってしまう...。
 スタートラインにたどり着くだけでこうなので、掛かるのは決して短い時間じゃないし、好きな艦娘のためとはいえ少ない労力であるはずがない


 それだけ手間と時間を掛けてようやくの育成完了。
 ついに、よいやくの「99レベル」だ。長らくの目標達成、それはそれは感極まる事だろう。存分に喜んだらいい...いいのだが...。

 「では、次はなにをしようか」

 その考えが巡った時には手塩に掛けていた艦娘は99レベル。
 大好きなあの娘が経験値を貰ってくれる機会はもう訪れない。カッコカリの一線を超えない事にはだ。

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 ふと、どこかの難解海域をクリアしなくてはならなくなったとしよう。
 あなたは編成を開始、第一艦隊に艦娘を並べていこうとするのだが、いざ先程の「Lv99」となった艦娘にカーソルが当たった時、あなた提督はどう思うだろうか?

 「経験値入らないし他の艦を連れて行こう」

 その考えがよぎる人も少なくなはずだ。
 大事な大事な経験値、微かでも「勿体ない」と感じてしまうのは自然だろう。「この艦娘、好きだから」と強がっても何処か消えゆく数字を惜しんでいる。私だって経験値を惜しむ節はなくはない。

 いやまあ、本当にその艦娘が大好きで仕方がないのなら、少しの経験値くらい毒にも薬にもならないのだろうけど...だったら経験値に一切の未練がないのかと問われると...。

 果たしてあなたの「好き」は損得感情、物欲と名付いた怪物に勝てるだろうか?

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 そりゃあ経験値が増えれば当然艦隊も育つ訳で、高Lvが増えれば出来る事も増えてくる。艦種も揃えばウィークリーにE.O.も楽にこなせる。更にはイベントだって有利に進められるはずだ。

 まさしく得はあっても損はない。「育てていたあの娘」には悪いが、提督や艦隊にとっては経験値が貰える分が得であってしまう。
 むしろ季節イベントの傾向からも「イベント艦欲しけりゃ練度持って来い」、そう言ってくるのなら益々経験値は惜しいというものだろう。


 でも、だ...。
 だからといって99レベルになった艦娘は以降バッサリ切り離せるのかと言えば...もちろん微塵もそんなはずはない訳で。
 この艦娘が好きでだからこそ99レベルまで育てられた。むしろ気づいたら育っていたくらいだ。それでも経験値も無駄にしたくない!

 あっちもこっちも両方欲しい。
 焦点を絞ればその2つの「相反するわがまま」を叶えてくれるのがジュウコン、2度目以降のカッコカリと言えるのではないだろうか。

 ジュウコンに踏み切りさえすれば経験値に糸目を付けることも無くなるだろう。

 いつでも好きな時に編成出来る。出撃出来る。
 伸び伸びと活躍させる事だって出来るし、もう経験値がーっと悩まなくて済む。

 表では「お気に入り」と謳いつつも専らは母港でうたた寝ばかり。そんな「名ばかりのフェイバリット」とかいった不名誉とも最早、オサラバだ。

 そう―1度「ジュウコン」さえしてしまえば。それはもういつまでも。








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 「いつまでも」、そう考えた時には時すでにdanke!

 ケッコンしない理由、する理由。色々あったが結論というのはシンプルな形をしている。

 「単婚主義ってかっこいいかも!」(高波)
 かつてはそんな風に考えていた私も、その面影は見る影もない...今やスッカリ「危険ダンケ」の餌食である。あぁ^~

-了-